2014年に放送されたTVアニメを再編集した劇場版。
全５部作の第２作は、TV版（全26話）の第６話〜第１１話を描く。

前作は５話分で今作は６話分の総集編という形だけど、まとめた話数が多くなった分だけ切り詰められている感が前作より若干強め。
それに、ただでさえ舞台設定の説明が排されている上に複数勢力が入り乱れて話が進行していくので、もしTV放送時に観てなかったら話についていくのは一苦労だろうな。
話も宇宙や地上や海上でと次々に移動したり戦ったりするものだから、観ている俺が「あれ、今どこに向かってたんだっけ？何をしようとしてたんだっけ？」と混乱しなかったといえば…ウソになるか（苦笑）

とはいえダイジェスト感の手前では踏みとどまっているし、「TV版もこんな感じだったっけ」と思う程度には流れが見えている。
事態に巻き込まれていく主人公のベルリやアイーダの心情はちゃんと伝わってくるので、超絶的に早いテンポの展開なのは間違いないけど「Ｇレコ」の味は本作でも変わらずそのまま保たれているし、そういう意味で上手くまとまっているとは思いました。

モビルスーツ戦は話の中で頻繁に発生するけど、新規カットの効果もあってかなかなかの迫力で劇場スクリーンでも存分に魅せてくれます。
やっぱりCGじゃなくて作画の線でモビルスーツが描かれてるってところが、個人的には好みに合って良いですなあ。

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