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劇場版「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」の続編。
作品のスタンスは前作と同じ。
TV版のカットとリメイクカットの混合。
基本的にTV版のダイジェストといった印象の展開。
この細切れのストーリーは、もしこの映画で「Zガンダム」が初見という人にはついて行くのは難しいでしょう。
かなりストーリーを脳内補完しないといかん。
ただ、画の方は前作に比べてちょっとこなれた感じがしたね。
新作カットは動きがよくできているし、画質もTV版とのギャップを前作ほど感じなかった。
CGで生々しく動くモビルスーツはも、それはそれで格好いいよなあw
この映画は観客に“ストーリーを知った上で見ること”を前提にして作っているとしか思えないけど、それが一つの映画作品として正しい姿なのかどうかは個人的には微妙な気はする。
ただ監督の言う「この時代だからこそZガンダムだ」というのは理解できる。
ティターンズとエゥーゴの関係は、現実の超大国が必ずしも正義ではないことを暗に訴える。
こんな世界観やストーリーが20年前にアニメで描かれていたことはやはり凄いことかもしれない。
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