フィンランドで食堂を開く日本人女性と、そこで知り合った２人の日本人女性やフィンランド人との日常を描いた作品。

とにかくこの映画は雰囲気、北欧的なイメージというか、ひたすらにユルく流れる時間がなんとも独特な心地。
それにメインを張る３人、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの演技がまたマッチしていて良いんだよね。
もたいまさこの奇妙な存在感は抜群だよなあｗ

劇中、ストーリーは多少の起伏はあるものの、基本的に淡々と進んでいくし、何か物事がハッキリするわけでもない。
３人の過去とかなんてホントに匂わす程度だもんね。
つまりこの映画にとってそういう子細は重要ではなくて、あくまでそういう過去ではないところにある今をゆったり感じることに意味があるんだろう。
多少ファンタジックな演出があるのも、この映画なら素直に受け入れられてしまう。
そういう魅力がある。

「おにぎりは日本のソウルフード。」
良いよねえ。
この映画を観てるとすごくおにぎりや日本食が食べたくなります。

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