劇場版クレヨンしんちゃん第７作。
温泉Ｇメンとか、秘密結社ＹＵＺＡＭＥとか、「それで何がしたいねんｗ」とかいう感じがこの「しんちゃん」の世界なんだろうけど、よく分からんｗ
ハッキリしているのは作り手が自分の撮りたいものを撮ろうとしていること。
そもそも「Ｇメン'75」のパロディがあって、しかも丹波哲郎まで出演していることや、自衛隊が「怪獣総進撃」を景気づけに鳴らし巨大ロボットの造形がボスボロット＋エヴァ弐号機であること自体、元ネタ選びで子供を置いて行ってるからね。
しかし「怪獣総進撃」の曲を使うとは…、初期ゴジラファンじゃないと気付かないんじゃないか？ｗ
俺は自衛官が「よーし、景気づけに曲を…」と言ったときは“ワルキューレ騎行”（「地獄の黙示録」で使われた）でも流すのかと思ったけど、もしそうだったら逆に鼻についたかもね。 そう思うと選曲は絶妙だったなあ。

キャラ造形と対極のロボットの戦闘シーンはかなり力の入った演出だった。
ストーリー自体は俺はなんてことない話だと思ったけど、ロボットと自衛隊の戦闘シーンだけで俺は満足ですｗ
あと、エンディングテーマの選曲もそのまんまだけど良かったｗ

---