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この作品は、当時の若者に圧倒的に支持された第一次アニメブームの火付け役の一つ。
「宇宙」に「戦艦」に「地球を救う」、と“男の子”であればこのプロットに惹かれないわけがない。
俺はもちろん生まれてなかったのでTVシリーズは再放送を見てたけど、やはり興奮してみていた記憶があるなあ。
この映画は、基本的にTV版の総集編なので、肝心な部分以外は削られまくっている。
地球から太陽系を抜けるまでは、ほぼあらすじ状態。
でもドメル艦隊との七色星団海戦と、ガミラス星での最終決戦は多くの時間を割いているし、やはり盛り上がるのは間違いない。
ガミラス星を滅ぼした時の古代進の台詞は戦争の無情さを訴えているし、沖田艦長の最期の名台詞も渋すぎです!
この作品の“重厚さ”というか、そんなものを感じてしまうねえ。
アニメの質自体はさすがに四半世紀以上も前の作品。
今と比べればさすがに見劣りはしてしまう。
有ってはならない様な、セル上のミスなんかも度々あるしねw
でもそれ以上に、この映画の放つ魅力は強いと思う。
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