TVゲーム「PERSONA3」をアニメ化した劇場用作品の第１章。（何部作かは未発表）
深夜０時に出現する"影時間"。
私立月光館学園に通う主人公たちは、その影時間に巣食うシャドウと呼ばれる怪物と戦う。

原作ゲームは未プレイだけど、TVシリーズの「Persona4 the ANIMATION」は観ていたし、作品世界の傾向は理解していたつもり。
だけど、この劇場版はいまいち入り込めなかった感じ。
元がゲームなので段取りっぽく進行してしまうのは仕方ないと思うんだけど、映画として観ると細かいところの説明が省かれているというか、例えば主人公が初見で召喚器を使って呼び出す場面などは多少唐突にも見えてしまうかな。
総じて感じられる駆け足感が、ゲーム未プレイの初見にはちょっとしんどいね。
説明しなくてもファンならばという前提の作品なのだろうから、俺の場合は門外漢なのかもしれないけれど。

一方で劇場版ならではの作画クオリティが…と期待してみたけど、どうもアクションシーンがもう一つ煮えきらない気もしたなあ。
もう少しテンポが上がるとか、カッコ良いカット割りとかも出来た気はするが、もしかしてゲーム的な見せ方なのかもしれない。
その辺はちょっとわからない。

まあ続編制作は決まっているので、最終的には全作を観て最後に楽しめればよいかな。

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