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TVゲーム「PERSONA3」をアニメ化した劇場用作品の第3章。
深夜0時に出現する"影時間"。
私立月光館学園に通う主人公たちはついにシャドウ12体を倒すが、想定外の事態に陥る。
イベントが詰め込み気味なのは相変わらず。
でも主人公サイドのキャラが出揃っているので、キャラ紹介的な部分は改めて必要ないし、進行に集中できている感じはする。
一方、他人との関わりと喪失についてのテーマが再三言及されるのは、作品としても背骨にはなっているけれど…少々くどいかなあ?
バトルシーンは良く動いているとは思うものの、迫力面では構図のせいか少し物足りなく、もうちょっと見せ様があるのではと思ったり。
そんな中、ストーリーの合間合間でアイギスが天然っぷりを発揮して、場を和ませてくれるのが良い感じ。
息抜きエピソードの修学旅行イベントでは、露天風呂ネタが思いのほか面白く…というかネタとしてはベタベタなんだけど、見つかった後の「葉っぱがある!」は笑ったなあ。
それにしても石田彰の声で「失うのが怖いから他人と関わらない方が〜」などと語りかけられたら、その度に「エヴァ」が脳裏に浮かんで仕方がないw
結城理、ファルロス、望月綾時という表裏一体の3役を演じ分けるのは大変だろうなあと思いつつも、どれも"石田彰っぽいキャラ"にしか聞こえないのはご愛嬌。
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