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吉永裕ノ介の同名漫画を原作にしたロボットアニメ。
人類が石英を操る能力"魔力"を有する世界で、国家間の戦争に巻き込まれつつある若者の姿を描く全六章の第一章。
"魔力"を持っているのが当たり前の世界で、主人公が魔力を持たない事で特別な存在であるというのは逆転の発想ですね。
持っていないから道具も武器も使えないが、その代りに古代のものと思しき発掘兵器の魔動巨兵(ゴゥレム)を主人公だけが動かせるという設定。
人物設定も型にハマったものではあるけど、ロボットモノのセオリーである巻き込まれ型の導入部分もテンポが良いし、ファンタジーとロボットモノの両立性としてはなかなか引き込まれる話でした。
古代ゴゥレムはスペックが高そうだけどその辺はまだまだ不明。
コンソールが日本語表示というのも、登場人物には古代語過ぎて読めないという設定になっていて結構好きだなあ。
結構面白いじゃないかw
ゴゥレムのデザインは武骨だけど細身で恰好は良いと思う。
陸戦の軽快な動きも相まって「ボトムズ」のATが細くなったようなイメージも受けるけれど、なによりロボット描写が全て手書きというのは観ていて気持ちが良いね。
その他の作画もレベルは保っているし背景美術もキレイだし、劇場版のクォリティーとしては十分だよな。
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