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吉永裕ノ介の同名漫画を原作にしたロボットアニメ。
アテネス軍が向かったとする故郷へ、弟を救うために単身で部隊から飛び出してしまうライガットとその顛末を描いた第五章。
この第五章の後半からは原作から離れ、オリジナルの展開になっていく。
身内を救うためとはいえ、冷静さを失って飛び出していく様は軍属としては失格じゃないか?
めちゃくちゃ仲間に迷惑かけた上に、さらに壊滅させられる始末。
それだけならまだしも、仲間の危機にも拘らずジルグとの一騎打ちに終始してしまうという…、なんというか行動があまり共感できない…かな。
一方でバルド将軍は将軍職を辞してまでライガットを救いに行こうとするのだけど、自ら「割に合わない救出」とのたまう様な行動に出る説得力はイマイチ乏しい。
なんというか、クリシュナの人たちはみんな私情が入り込んでるよなあ。
それが悪いこととは言わないが、軍事行動中にそれを見せられると、少し興が冷めてしまうかも。
でも戦闘シーンについては満足してるんだけどね。
今作は単機決戦も多かったし見応えは十分。
作画は良いのだから、あとはストーリー展開で納得させてくれたらうれしいのだけれど…。
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