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吉永裕ノ介の同名漫画を原作にしたロボットアニメ。
王都ビノンテンに迫るアテネス軍。ライガットと敵将ボルキュスとの決着を描いた第六章。
劇場版シリーズとしては第6作にして最終章。
ボルキュスを倒し、王都を守りきったという意味では一区切りついているとは思うけど。それ以外の要素が大体宙ぶらりんのまま終わってしまったので、多少消化不良な部分もある。
古代ゴゥレムとは何だったのか。
ライガット、シギュン、ホズルの三角関係は?
クレオはどうなる?とか。
ゼスなんて裏主人公みたいな存在のはずなのに、4章以降はほぼフェードアウトしていたしなあ。
まあ原作がまだ終了していないから大胆なオリジナル展開はできなかったんだろうけど、もし続編もなくここで本当に終わるのだとしたら、纏め方としてはボスを倒すだけ…というのは少しありきたりな感じもする。
第三章までの、お互いの立場に葛藤している心理的な描写に深みを感じていた俺としては、少々物足りない。
作画については安定のクォリティ。
今作では単機戦も集団戦も多く描かれるので一大決戦にはふさわしいかな。
にしてもデルフィングの最後の武器は規格外だなw
リアルロボットにガンダムハンマー、みたいな。
最終的には力押しになってしまった主人公のライガットよりも、ナルヴィ率いるミレニル部隊のチームワークの方がリアルロボットアニメとしては気に入っています。
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