週刊少年ジャンプに連載している同名シュール・ギャグマンガの実写化作品。

爆笑ということはなかったし、中盤以降は展開的な物足りなさも感じたかな。
一応作品を通しての背骨になる話があるんだけど、個人的にはいまいち。
この手の作品ならそういう一本のストーリーにせずにシュールなギャグの積み重ねだけで行ってくれても良かったんだけど。
なんならオムニバスとかでも。

一見さんはそもそもついていけないだろうけど、まあそういうのは狙ってないだろう。
やはり他のギャグ漫画原作の実写化作品と同じく、ファンのための作品と言って良いだろうね。
しかし、原作を知っているとキツイ作品だとも思うので、そうだとすると一体誰のための映画なのかと思ったりもする。

まあ、訳の分からないシュールさは悪くない。
ジャガーさんの登場シーンも良かったし、要潤は良くやっていると思う。
小木が演じるハマーもウザいｗ
小木が必至に一目惚れの抗弁をしているシーンで、要潤が一瞬笑いかけたように見えたのは素か？ｗ

ただ、全体的な話のテンポがもうちょっと速くても良かったかなあ？
個人差があるのは理解しているんだけど、俺のギャグマンガで感じるテンポってかなり早いんだよね。
だから実写版でも無意識にそういうテンポを求めているのか、ちょっとこの作品のノリでは合わない部分もある。

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