Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」の劇場版第４弾。
機械生命体の星に伝わる、星を救うという予言の男の存在。
鷹の爪団の総統は、その予言の男と名指しされ、「インデペンデンスデ〜イ！」を叫びにその星へと向かう。

劇中広告やバジェットゲージというギミックも、さすがに目新しさがなくなってしまったよね。
鷹の爪にしかできないような新しいメタなネタが他にあればよかったのだけど、４年ぶりの劇場版でも少しマンネリ感が漂う。
前半はテンポもちょっとなあ。
機械生命体の星の話が長いし、鷹の爪団もあまり出てこないので、ちょっと退屈してしまった。
ボケとツッコミが繰り広げられている割には少しスベっている気もしたし、出番が少なかったことで、逆にこの作品における吉田くんというキャラの立ちっぷりの重要性を再確認。
腹黒いヒーロー、デラックス・ファイターの影が薄いのもちょっとね。

そんな感じで前半は微妙な感じだったのだけど、でも後半は瞬発的に爆笑ネタが来るから困るw
吉田くんと吉田くんの母ちゃんが繰り広げる流れを無視した広告表示の数々。
ゲストも大勢登場するけど、実写で登場した佐野史郎氏には爆笑してしまった！
何してんすかｗ

全体的にくだらないギャグアニメなのに、ちゃんと伏線を張って進行しているあたりはFROGMANの映像作家としての矜持を感じるところです。
ちなみに、劇場先行特典は「次回作 鷹の爪シックス」とか、訳が分からないｗ
その内容を見て、きっとホントにやりたいのはこの特典くらいシュールな方向なんだろうなあ、と思った次第。

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