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TVアニメ「進撃の巨人」の14〜25話を再構成した総集編。
100年ぶりに人類が直面した巨人の脅威。
エレンへの審問から女型の巨人との決着までを描く。
劇場版の後編は女型の巨人に関係するエピソードがメイン。
ということで、必然的にアニ・レオンハートにフォーカスが当たるわけで、話としてもそこの部分は結構残して再編集・構成されている。
ボリューム的に半分以下に圧縮されているとはいえ、話の流れ自体はそれほど違和感なく観られたかな。
実際にはかなり細かいカット単位で削っているけど、繋ぎのために新作しているところもあるのだろうか?
まあ上手く纏めてあるとはいえ、総集編としては前編と同じく「正攻法なダイジェスト映画だなあ」という以上のものはないけど、それは仕方がないか。
とは言え、見どころであるアクションシーンも十分に描かれていたし、何より劇場で観ると巨人同士の殴り合いは音響で重低音を鳴らしまくっていて迫力満点。
これは劇場鑑賞ならではの部分でしょう。
ちょっとしたサプライズは、TV版では壁から巨人の顔が覗いたところで終わりだったけど、その後にのハンジと司祭のやり取りがエンドクレジット中に追加で描かれ、この後の展開に期待を持たせるという流れに。
この映画の公開時点ではTVアニメの2期も決まっているので良い引きになっている気はする。
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