ある家に関わったものが次々と怨霊に殺されていくホラー映画。

「出るぞ出るぞ」と思わせといて「あれ、出ない」。
と思った直後に出たり、結構間の使い方は良いなあと思う。
布団の中や、目を開けたらのぞき込んでいる伽椰子なんかは、もしホントにそんなのを見たとしたら反則的に怖いぞｗ
有り得ないところに出るという意味では、まさか仏壇に吸い込まれるとは思わんわなあ。
あれも一種の間をはずした演出か。
ただ、全体的に怖くてたまらんという程の映画ではない。
トイレのシーンなんか、もっと怖くもできたと思うけど…あえてそうしなかったのかな？
なんだか、もっと出来るけど押さえてますっていう感じがしたね。

ストーリーはオムニバス風に進み、だんだん全体が見えてくる。
でも肝心なところは結局ぼかしているので、その家に伽椰子と俊雄がいる真相は想像の中でしかないけど、救いのなさげな感じは俺は好きです。
ホントにことごとく死んでるもんなあ…。

好きなシーン：エレベーター上がっていくと、毎階に俊雄がいる。
ちょっとなところ：いづみの話だけ時系列がやたら離れてないかい？

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