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小学生の4人組が、東京の地下にあるという宝を探すため、マンホールから地下に入っていく姿を描いたアニメ映画。
元々は大友克洋の短編漫画で、映画の長さも40分程度。
尺が短いので話自体はテンポ良く進むし纏まってはいるのだけど、内容自体は小学生が空想するような世界の話で、その割にリアル世界として描かれるから少々突飛かな。
東京の地下に住み着いた人々という設定は悪くないけど、軍人の生き残りとか、学生闘争の生き残りとかはファンタジーの類かも。
(未だにゲバ棒に火炎瓶とかw)
アニメーション作品だけど、人物の造形自体は3DCGでモデリングされたものをトゥーンレンダリングした、セル風味のCGアニメ。
ただ、これが上手くない。
どう見てもこなれていない感じ…、人形がヌルヌル動いている感じで、セルアニメのような表現の豊かさに乏しい。
おそらく同時期にOVAで展開していたCGアニメ「FREEDOM」の技術を使用しているんだろうけど、微妙としか言いようがない。
ただ、戦車のようなメカ描写はやはりCGの得手なので、その辺の動きは悪くなかったんだけどね。
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