TVドラマ「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の劇場版２作目。
〜天〜で提示された荒廃した世界に至る経緯を描くシリーズ完結作の前編。

何故前後編に分ける必要があったのか、金儲けの匂いが先に来るけども。
元々そこかしこにパロディを仕掛けている作品だと思えば、同じような形態をとった「ハリー・ポッター」や「トワイライト」シリーズのパロディなのかと思ったりもする。
それにしても風呂敷が閉じないというか、これで次回本当に収束するのか半信半疑ｗ
最初から考えると世界観はデカくなってしまったよなあ、対峙する相手、当麻の能力が世界を左右するか。

まあ話の最終的解決は次回作に期待するとして、今作はこれまでシリーズを支え続けた野々村係長の話だと思ってる。
彼を演じる竜雷太がやっぱり良いですわ。
トボけるところはすっトボけ、キメるところはキメる係長。
刑事魂を示して殉職した係長の最期にはグッと来てしまった。

あとはフリーズドライからまさかの復活を遂げた北村一輝演じる吉川。
ありゃあマンガだよなあ。
でもこのふざけた世界観が嫌いじゃないんだよねｗ

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