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ロリータファッション命の女子高生と、全く対照的なヤンキー娘の友情モノ。
なんともまあ、不思議で面白い映画。
こういうノリは、ある種邦画独特の味だと思うね。
序盤から飛ばしまくるギャグ的な展開で、もうガッシリ引き込まれちまったわけですよw
ジャスコの宣伝はやりすぎだが爆笑してしまったw
ベルサ○チのバッタもんにしても、クドいくらい商品名が繰り返される。
かといって、それが物語に絡むのは導入部だけ。
割り切り方がそれ自体ギャグかw
そんなギャグばかりの展開があり、主人公二人の友情話がある。
この落差がこの映画の一つの魅力と言える。
そもそも、ロリータ少女とヤンキーという組み合わせ自体の落差が面白いんだけどw
そして“人間の繋がり”という根底に流れるテーマを、テーマと対極にいた人間を通して描いていくプロセスが上手かった。
素直に良い映画だなあと思ったね。
まあ、正直「演技がうまいなあ」何て思うところは無かったんだけど、それはそれでこの映画には良い味であったと思う。
女優二人のニセモノ関西弁もよしとしよう。
吹き替え演技だとしても、頭突きで突き飛ばされたるロリータ少女の絵は面白いわw
なにげに、ちゃっかり水野晴夫が「シベ超」のTシャツを着ているのが泣けた。
もどる(サ行)
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