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クーラーのリモコンが壊れた!
タイムマシンが現れた!
壊れる前のリモコンを取りに行こう!
…と、なんともスケールのちっさい話w
だけど話はおもしろいしよく出来てる。
タイムマシンの物語は山ほどあるけど、やはり話の中心となるのは“歴史が変わる”ことへの問題。
いわゆる“タイムパラドックス”、“親殺しのパラドックス”とかね。
リモコンを取ることによるパラドックスを回避するためにドタバタする若者たちを描いたコメディだけど、やっぱりこのストーリーの小気味良さが抜群ですな。
20分近くもあるオープニングでいくつか話を振っておいて、中盤からは「なるほどそうなりますか」と繋げていく。
中盤からのスピード感には楽しませてもらいましたw
随所にある小ネタも笑いを誘うけど、個人的には“カッパ様”のくだりが最高w
映画館内も爆笑w
監督は「踊る大捜査線」の本広監督なだけに、この辺の緩急は心得たものですな。
しっかり笑わせてくれます。
最終的にはストーリーのつじつまがピタリとはまるんだけど、一つだけ疑問に思ったことがあった。
田村は柴田の子供だけれど、たかだか25年前の親を見て気づかなかったのか?
わざと“知らないふりをしていた”と考えればつじつまが合うけど、そうだとすれば、田村はなかなかの役者やのう。
さすがは未来人、かw
もどる(サ行)
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