大長編「ドラえもん」の記念すべき第１作。

さすがに自分の生まれた年に公開された作品だけに、残念ながら劇場で観たことはない。
それでも原作漫画はストーリーをそらで言えるほど何回も読んだし、「ドラえもん」ファンとしては思い入れの深い作品です。

でも個人的にはこの作品はアニメより原作の方が好き。
やはり原作漫画の方が触れる機会が多かったし、今観ても原作の方が話として上手くできている気がする。
映画の脚本は藤子先生も書いてはいるけど、映画でそぎ落とした部分は、話の肉付けとして勿体なかった気もするね。
プテラノドンの襲撃の時にジャイアンを助けるところとか、クライマックスのティラノサウルス襲撃の場面とか。
特にラストのティラノの場面は、黒マスクのハンターが本当の悪党じゃないと分かる描写があるんで好きだったんだけど…。
映画では描かれてませんでしたな。
これだけでずいぶん人物の印象が変わっちゃうよね。

隅々まで見ればストーリーに突っ込みどころはあるけれど、「ドラえもん」ではそれは言うまいｗ
やっぱりそうは言っても良い作品であることに変わりはないし。

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