8
劇場版「ドラえもん」第9作。
「孫悟空は実在する。」
そんなのび太の一言から妖怪世界に変わってしまった現実を、いつもの5人で元に戻すべく冒険を繰り広げる。
俺が8歳の時の映画なので、それこそ台詞を覚えるくらいに何回も観たことのある作品ですw
今作は藤子先生の原作は無く、もとひら了の脚本が元になっているお話。
そのせいか若干底が浅いと思えなくもないけど、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のような“過去の世界での行動が原因で世界の危機に”→“解決すべく大冒険”という流れは上手くできているし、大長編らしい冒険モノとしても普通に楽しんで観られます。
台詞の多くには遊びが入っていて、そのあたりを聞いているのも楽しい。
特に序盤はクスクスと笑える場面も多いね。
「危険が危ない」なんて台詞はあざとくもあるがw
結局、最初ののび太がリンレイと会話できた謎や、1300年前の過去が変わったからと言って現在の家がそのままという説明にはならなかったり、よく分からないところもあるけど、そこに目をつぶれば素直に楽しめました。
(リンレイはゲームのキャラクターだから言語を超えた設定なのか…?)
あ、終盤に今回の主題歌を使いすぎだと思います。
ちょっとしつこい。
もどる(「ドラえもん」シリーズ)
当サイトは
円柱野郎なる人物が
運営しています
since 2003.02.01