TVアニメシリーズから１年後に公開された劇場版「マクロス」。

全編新作カットと言うだけあって、今観ても迫力のある気合いの入った作画は見応えがあるね。
ストーリー上、TVシリーズと設定を変えた部分も多々あるけれど、２時間の映画作品としての纏まりが良いのでそういう部分での違和感は、俺は感じないです。

ただ主人公・ヒロインの三角関係の展開がどうしようもなくメロドラマだよなあ。
まあ“マクロス”なんだから三角関係の恋愛ドラマは有って当たり前だけども、なんだか昼メロみたいｗ
個人的には感情移入しにくい内容なんだけども…まあ、観られなくはないですよ。
でもそういう印象なので、キャラクター的には主人公よりもやっぱりフォッカーやマックスの方が好きかな。
出番は少ないけど。

戦闘シーンはスピード感があって魅せてくれる。
板野サーカスあってのマクロスの戦闘シーン。
見応えは大したものだと思いますわ。
クールな機動戦闘シーンの割に、ゼントランの死に様にえぐい描写があるのは多少バランス的にどうかと思うところもあるけどね。

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