劇場版「ワンピース」第８作。
今作は原作エピソード「アラバスタ編」のリメイク作。

さて、どうしたものか。
正直言って90分という時間にアラバスタ編を凝縮して描くという方法は失敗だったと言うほか無い。
原作を知っている者は、そのストーリーの端折り具合に面食らうし、初見の者は人間関係や設定などについて来れないのでは。
まあ、観客層を原作を知る少年に絞っているからかもしれないけど、それにしてももうちょっと纏めようがあったのではないかと思う。
あと、一部の動画が少々荒い部分もあって、そのあたりも勿体ないところかな。

リメイク自体を否定する気はないのだけどもだけども、最近の「Zガンダム」や「ヱヴァンゲリヲン」のそれと比較しても、この作品に関して制作者達の思い入れの様なものを感じるところは少ない。

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